2013年1月31日木曜日

"モンスターオッズ"1番人気の成績低下(1/31)

1番人気の勝率は年々下降気味ですが
昨年はここ10年で2番目に低い勝率でした。
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年・年月 勝率
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2012年 31.5%
2011年 31.7%
2010年 32.0%
2009年 31.2%
2008年 33.4%
2007年 31.9%
2006年 32.3%
2005年 33.7%
2004年 34.0%
2003年 33.8%
2002年 34.3%
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※障害は除く
この10年で1番人気に騎乗した回収が
唯一2000回を超えているのが武豊。
そして勝ち数が1000を超えているのも
武豊だけです。
騎乗数は2位の横山に1300回の差を付け、
勝ち数では500の差があるわけですから、
漫画やゲームの世界か?というぐらい
極端に一人だけ抜けています。
2003〜2006年は1番人気の馬への
騎乗割合が10%を超えています。
騎手がこれだけいる中で、1番人気馬の
騎乗シェアの10%を武豊だけで持っていた
ということになりますね。
2009年までも8%ありましたが、
ここ3年は3%以下、昨年はついに2%台まで
下がってしまいました。
それと同時に、1番人気に騎乗をして
勝率が30%を割り始めたのもここ3年。
人気=馬の強さ
ではありませんが、それに近いところはあります。
武豊の騎乗馬の質が下がることで
それが他の騎手に回るようになり、
時同じくして、騎手の技術が上がってきて、
混戦時代になってしまった。
ということから、人気馬の成績が
落ちているのかな?と思います。
なので、やはり近代の競馬の歴史は
武豊ありきで進んで来たということでしょうね。
サンデーサイレンスでもそうですが、
その時々の中心となっている存在に
変化が起こると、競馬常識が変わってくるので、
時代を掴んでいくにはそこを見るべきなのでしょう。
馬券法でもそうかもしれませんね。
私の場合は割りとマイナーなところを
突いていることが多いですが、例えば一時期のように
異常オッズがとても流行した時やそれが
徐々に廃って行くまでの間の変化を見ていれば
美味しい馬券にたどり着けたのではないでしょうか。
馬券は買うけど競馬に興味が無い層は
そういうところに気が付きませんから、
やはり競馬を好きでいて、常に見ておくことが
競馬で勝つための1つの道なのかもしれませんね。
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